プログラミングを学習することを決意した時、その方法はたくさんあります。
大きく分けて、学習サイトやUdemy・Noteなどで独学するか、オンラインまたはオフラインのスクールで学習するかのどちらかになると思います。
学習方法の選択についてはいろんなサイトに情報があるので、そちらを参考にしていただいて、今回は僕の経験から、テックエキスパートに通うことを決めた方、または悩んでいる方に、入る前にすべきことをご紹介します。
入校前に独学すべき
今回の主題はこれです。入校してから簡単なことに悩んでいる時間がもったいないということです。入校前にできれば1か月、最低2週間は独学すべきです。
適性を見極める意味もありますが、一度さらっと学習するだけで、カリキュラムでの理解度は何倍も大きくなります。
ちなみにいろんなサイトで紹介されている教室での事前学習は現在は廃止されています。これは開講2週間前から教室利用でき、カリキュラムを進めることができる制度でした。
カリキュラム・教材について
まずテックエキスパートの教材についてです。カリキュラムは基礎と応用、個人アプリ開発、そしてチーム開発の流れで、期間はそれぞれ12日、21日、9日、28日の70日（10週間）です。その後就職活動に入ります。
基礎カリキュラム
基礎カリキュラムは本当に基礎です。HTML/CSS（マークアップ言語）、Ruby（プログラミング言語）、Rails（フレームワーク）が学べます。これは独学でも十分学ぶことができます。学習の流れ上、やらなければいけないので爆速で終わらせます。2週間もかけてはいけません。
応用カリキュラム
応用カリキュラムの内容は、基礎に加えて、JavaScript(jquery)、Git/GitHub、Haml、Sass、テスト（プログラムのテストのこと）、AWS、データベースといった技術や知識を学びながら、アプリケーションを開発していきます。
独学でも学べますが、少し難しいところが出てきます。エラーともたくさん戦うことになります。基礎を早く終わらせて応用に少し時間を割くようにしましょう。とはいえ、3週間もかけてはいけません。
個人アプリ開発
ここが一番大事です。これまで学習した内容や自分で調べた知識を使ってオリジナルのアプリを開発します。そんな難しいものじゃなくてもいいです。ただカリキュラムで学んだことだけでなく、新しいことにチャレンジすべきです。自分のアイデアを盛り込んでいきましょう。あまり風呂敷を広げすぎると終わらないので、少しずつアレンジしたものを２つか３つ作れるといいかなと思います。
チーム開発
チーム開発については後日追記します。
事前に独学すべき内容について
基礎、応用は合わせて33日のカリキュラムですが、14日で終わらせましょう。内訳は基礎2日、応用12日です。そして個人アプリ開発にたっぷり時間を掛けましょう。
完全初学者だと無理です。だから事前の独学が必要です。僕が思うやったほうがいいことは以下の通りです。
- HTML/CSS、Ruby、Railsをプロゲートやドットインストールで慣れておく。
- Railsチュートリアルを1周する。
- Emmetについて学習しておく。（重要！！）
詳細を説明していきます。
HTML/CSS、Ruby、Railsをプロゲートやドットインストールで慣れておく。
これは当然のようにやりましょう。100%理解しなくていいです。こんなものかと知っておくだけで全然違います。HTML/CSSは分かりやすいですが、Ruby、Railsはプログラミング初学者にはすんなり入ってこないと思います。全然大丈夫です。
Railsチュートリアルを1周する。
これも大事ですが、結構難しいと思います。ただこれもすべて理解しなくていいのですし、コードはコピペしまくって大丈夫です。Ruby on Railsというフレームワークでつくるアプリケーションとはどんな仕組みなのかを漠然と捉えましょう。
Emmetについて学習しておく。（重要！！）
これめっちゃ大事です。最重要といってもいいです。技術的に重要なわけではありません。学習効率に直結するからです。Emettとはコードエディタの入力補完機能のことです。
例えば、HTMLでは、
「<h1></h1>」は「h・1・Tabキー」で入力でき、
「<div class=”container”></div>」は「.・container・Tabキー」で入力できます。CSSなら「width: 200px;」と入力したければ、「w・200・Tabキー」だけ。
他にも「background-color: ***;」は「b・g・c・Tabキー」、
「text-align: center;」は「t・a・c・Tabキー」となります。
他にもいろいろあるので調べてみてください。
Emettを使用することで
- 入力時間が大幅に短縮できる。
- タイプミスが減る
といいことしかありませんが、テックエキスパートのカリキュラムにはありません。
みんな手打ちしてるのです。そんなことに時間を使うなら、どんどん新しい技術習得に時間を使うべきです。なぜカリキュラムに入っていないのか不思議です。制限時間付きの試験もありますので、絶対に役立ちます。
必ず事前に身につけておきましょう。
僕の場合
僕は在職中にプロゲートやドットインストールをちょこちょこやってました。退職から入校までに2週間あったので、その間にRailsチュートリアルを一周しました。
おかげでテックエキスパートでは、基礎・応用カリキュラムを2週間で終わらせました。Railsチュートリアルを1回やればそこまで難しくないはずです。当然新しい知識も出てくるので、しっかり理解しましょう。あとはじっくり個人アプリ開発に集中して、チーム開発や就職活動に備えましょう。
あまりこのような記事は見かけなかったので、参考になれば幸いです。
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